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農水相に赤城氏が就任

2007年06月01日17時22分

 安倍首相は1日、自殺した松岡利勝・前農林水産相の後任に、赤城徳彦・自民党国際局長を起用した。同日午後に皇居で認証式があり、赤城氏が就任した。元農水官僚で、党農林部会長を務めるなど農政に通じていることを評価した。赤城氏は初入閣。祖父の宗徳氏も、岸内閣などで農相を務めた。

写真新農水相に決まり、首相官邸で報道陣の質問に答える赤城徳彦氏=1日午前10時すぎ、首相官邸で

 首相は1日午前、首相官邸に赤城氏を呼び、農水相への就任を要請。これに対し、赤城氏は「日本の農業がより体質の強いものに発展していくように全力で頑張っていきたい」と応じた。

 首相は「攻めの農政」を掲げ、農業改革を推進。また、年内の最終合意に向けて協議が正念場を迎えている世界貿易機関(WTO)の多角的貿易交渉や、豪州などとの経済連携協定(EPA)交渉など多くの課題を抱える。塩崎官房長官は同日午前の記者会見で「農林水産行政に空白を作らないということで、農水政策に明るい即戦力の人材をお願いした」と起用の理由を説明した。

 一方、松岡前農水相は事務所費をめぐる問題や入札談合事件が起きた緑資源機構の関連団体とのかかわりが追及されたことから、塩崎氏は「『政治とカネ』という観点も考慮に入れながらお願いしている」と強調した。

 赤城氏は首相が提唱する「価値観外交」を支持する「価値観外交を推進する議員の会」に参加。小泉首相の靖国神社参拝を支持する自民党国会議員でつくる「平和靖国議連」の会長代行も務め、思想的にも首相に近い。昨年9月の安倍政権発足時には、高村派から入閣を求められていた。

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