現在位置:asahi.com>ニュース特集>年金記録問題> 記事 年金流用禁止法案、参院に提出 民主2007年09月14日12時57分 民主党は14日午後、年金保険料を年金支給以外に使わない「年金保険料流用禁止法案」を参院に提出した。与野党逆転した参院で先に審議を進めて可決させ、衆院でも与党の賛成を求め、成立を図る。参院第1党になった民主党が今国会に初めて出す法案で、参院選マニフェスト(政権公約)の実現を図る姿勢をアピールする狙いもある。 法案では、国民年金法と厚生年金保険法を改正して、保険料を「年金事務費」(07年度は957億円)にあてることを禁止する。年金記録問題の解決に向けた新システム構築などの経費に、国民が支払う保険料を使わせない狙いがある。 また、広報や教育、相談など「年金事業の円滑な実施を図るための措置の費用」(07年度は1082億円)に保険料を使うことも禁止する。ずさんな経営が問題となったグリーンピアのような施設の建設などへの流用を防ぐとしている。 民主党は、これらの経費を必要最小限に絞り込んで税金で負担し、毎年度の予算案審議を通じて国会で監視する。必要経費は年間約2000億円と試算している。 年金記録問題への世論の強い批判から、政府・与党内からも「反対する理由がない」との声が出ている。ただ、財政難のおりに一般財源を圧迫するとして、民主党法案の「丸のみ」には慎重論もある。 PR情報この記事の関連情報 |