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名寄せ開始1カ月前倒し 社保庁、進行状況を公表

2007年10月16日20時15分

 社会保険庁は16日、年金記録問題の解決に向けた作業の現時点での進行状況を公表した。基礎年金番号に未統合の「宙に浮いた」5000万件の年金記録の持ち主を特定する名寄せ作業を、当初の予定よりも約1カ月前倒しして11月から実施することを決定。このうち名前などがない524万件の記録については、258万件で欠落データの割り出しとその確認を終えた。今後も1カ月に1度、進行状況を報告する。

 名寄せを行うためのコンピュータープログラムの試運転を来週から実施し、11月には本格的な名寄せ作業に入る。12月中旬には、未統合の記録の持ち主と思われる人に対して通知する「ねんきん特別便」の第1便を送付する見通しだ。

 また、名寄せに必要な氏名や生年月日などのデータが欠けた524万件への対応では、職員1800人を動員して補正作業を実施中。

 これまでに約7割の367万件について名前などの割り出しを終えたが、そのうち約3割については記録の原簿にまで当たってさらに確認する必要がある。このためコンピューターに入力できる状態までこぎ着けた記録は現時点で258万件にとどまる。実際に入力し、結果の確認まで終えたのは37万件という。

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