現在位置:asahi.com>ニュース特集>年金記録問題> 記事 「ねんきん特別便」第1弾、反応わずか5%2008年01月09日10時01分 基礎年金番号に統合されていない「宙に浮いた年金記録」5000万件について、持ち主の可能性が高いとして昨年12月に社会保険庁が「ねんきん特別便」を送った年金受給者48万人のなかで、年末までに各地の社会保険事務所を訪れて相談や記録の訂正手続きをしたのは2万4000人にとどまった。社保庁のまとめで8日、分かった。 特別便は、年金の受給漏れを解消するため、政府が打ち出した記録問題対策の柱。だが、いまのところ送付した人の5%しか対応しておらず、出足は鈍い。反応が低調なままならば、記録の統合作業が遅れたり、持ち主が分かっているのに統合できない記録が相次いだりする可能性もある。 社保庁は今年3月末までに、持ち主がほぼ特定できた受給者と現役加入者の計850万人に特別便を送る予定。昨年12月17日に第一弾として受給者30万人分、25、26日に18万人分を発送した。 受給者が自分の記録を回復するには社会保険事務所で手続きをしなければならないが、28日までに訪れたのは2万4197人。うち手続きをしたのが2万1105人、相談のみが2708人だった。特別便の相談専用ダイヤルの着信も、1月7日までに4万9944件にとどまっている。 社保庁は、特別便を受け取った人の7割は自発的に手続きをしてくれると想定していた。受け取ってからまだ日が浅いとはいえ反応はよくない。「理由は分からない」(社保庁幹部)という。 PR情報 |