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年金特別便「問題なし」の半数に記録漏れ サンプル調査

2008年01月22日19時00分

 社会保険庁が年金記録の確認のため送付している「ねんきん特別便」で「記録に問題なし」と回答した14万人の年金受給者のうち、約250人に再確認のサンプル調査を実施したところ、約半数で記録漏れが見つかったことが22日、分かった。本人の当初の回答と異なっていた。

 社保庁が自民党の年金行政改革推進議員連盟の会合で報告した。特別便をチェックしただけでは記録漏れに気づかない人が多数いる可能性が高く、内容見直しを求める声が高まるのは必至だ。

 社保庁は、「宙に浮いた年金記録5000万件」の照合作業で、記録に漏れがあるとされた850万人に対し、3月末までに特別便を送って記録の訂正を促す予定。昨年中に48万人に送付し、今月7日までに16万人から回答があったが、うち14万人は「記録の訂正の必要はない」としており、照合結果と大幅な食い違いが出ていた。

 社保庁はそのうちの約250人に電話で連絡。漏れた記録の期間や勤め先の職種、所在地などのヒントを与えたところ、約半数の人が漏れた記録を思い出し、回復が可能になったという。

 社保庁は特別便には漏れた記録の内容を一切記していない。それが本人の記憶の呼び起こしの障害になっていることが改めて示された。

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