現在位置:asahi.com>ニュース特集>年金記録問題> 記事

5万9000件は特定できず 宙に浮いた年金記録

2008年01月25日09時04分

 社会保険庁は24日、持ち主の分からない「宙に浮いた年金記録」5000万件のうち名前のデータが欠落した524万件について、1%強の5万9000件の名前の特定ができなかったことを明らかにした。記録の原簿にさかのぼって照合したが、わからなかった。

 この日開かれた総務省の「年金業務・社会保険庁監視等委員会」に報告した。社保庁はさらに古い台帳などを調べ、今後も欠落データの補正作業を続けるとしているが、すべての特定は不可能な状況。このため、持ち主に戻せず、給付に結びつかない記録が一定程度残ることになる。

 524万件は20年以上前の記録が多い。当時のコンピューターの容量の限界から、名前の入力を省略したと見られる。舛添厚生労働相は昨年9月の発覚当初、「100%記録を補正できる」としていたが、原簿が傷んでいたり、見つからなかったりしたため、作業が難航していた。

PR情報

この記事の関連情報

このページのトップに戻る