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日本年金機構が始動 長妻厚労相「失敗は許されない」

2010年1月4日10時34分

写真日本年金機構の発足式で職員らにあいさつする長妻昭厚労相(左)=4日午前8時18分、東京都杉並区高井戸西3丁目の同機構本部、高橋雄大撮影

写真日本年金機構の発足式で機構の役員、職員を前にあいさつする長妻昭厚労相=4日午前8時15分、東京都杉並区高井戸西3丁目の同機構本部、高橋雄大撮影

写真報道陣の求めに応じて握手する日本年金機構の紀陸孝理事長(左)と長妻昭厚労相=4日午前8時31分、東京都杉並区高井戸西3丁目の同機構本部、高橋雄大撮影

 社会保険庁の後継組織「日本年金機構」(理事長=紀陸(きりく)孝・元日本経団連専務理事)が4日、業務を始めた。社保庁の廃止に伴って移行した非公務員型の組織で、年金の給付や保険料徴収などを担う。

 この日は東京都杉並区の機構本部で発足式が開かれ、長妻昭厚生労働相が「社会保険庁は50年にもわたり、年金記録の管理を怠り、国民の期待を裏切った。背景にはお役所仕事の体質があった。もはや失敗は許されない」とあいさつした。

 社保庁では年金記録ののぞき見など不祥事が相次いだことから、信頼回復が至上命題だ。非公務員型としたのは公務員の身分に安住させないよう意識改革を進め、業務運営に弾力性をもたせるのがねらいだ。年金業務を委託する国が中期目標を定めるなど、国が監督責任を負う。

 国民への窓口となる全国312カ所の社会保険事務所は「年金事務所」に名称が変わった。各都道府県にあった社会保険事務局も9カ所のブロック本部に集約された。

 職員は約1万2千人。約1万人は社保庁から移り、管理職を含め約2千人を民間から採用して接客やコスト意識の向上に生かしていく。

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