現在位置:asahi.com>ニュース特集>新潟県中越沖地震> 記事 電気・水道が復旧へ 県が仮設1100戸建設方針2007年07月18日11時46分 震度6強を観測した新潟県中越沖地震の被災地で、発生から3日目を迎えた18日、ライフラインの復旧が進んでいる。停電していた柏崎市と刈羽村の計2万4000戸のうち約1万6000戸への電力供給が、18日朝までに再開。同日中には一部地域を除き全面的に復旧する見通しだ。断水していた同市の約4万戸についても同日中の復旧を目指す。供給停止が続く都市ガスは復旧作業が進められている。
被災者向けの仮設住宅について、県は、柏崎市と刈羽村からの要請を受けて、計1100戸を建設する方針を決めた。18日にJR柏崎駅前の公園や駐車場を調査し、8月中旬までに250戸完成させる。残りについても随時、建設する。 また、04年の中越地震で造った仮設住宅のうち、長岡市で空き家になっている約160戸を使えないか検討を始めた。 土砂崩れなどで通行止めになっていた県内の国道や県道など38カ所は18日朝までに22カ所が開通。新潟市と柏崎市を結ぶ国道116号も全線開通するなど交通網も徐々に復旧してきた。 柏崎市内で路線バスを運行している越後柏崎観光バスは18日の始発から運行を再開。運行見合わせが続くJR越後線でも同日、吉田―出雲崎の区間でのバスによる代行輸送が始まった。同線は吉田―柏崎の線路がゆがんだり、架線用の電柱が傾いていたりして、復旧の見通しが立っていない。 バスは地元4社の40台を使い、通常の列車ダイヤとほぼ同じ上り10本、下り12本を運行。各駅前に止まる。それ以外の区間は、道路の亀裂や大幅な混雑が予想されるため、バス代行輸送の予定はないという。 支援の動きも活発化してきた。県によると、県内企業を中心に支援物資が相次いで被災地に届けられており、18日現在、ブルーシート約2万枚、毛布約1万枚をはじめ、紙おむつや扇風機、ラジオなども届けられているという。 一方、依然として行方不明者が1人おり、警察による捜索が続けられている。また、柏崎市内などでは約1万人が避難所にいる。 PR情報 |