現在位置:asahi.com>ニュース特集>新潟県中越沖地震> 記事

IAEAの2度目の調査始まる 被災した柏崎刈羽原発

2008年01月28日10時28分

 昨年7月の新潟県中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発をめぐる国際原子力機関(IAEA)の2度目の調査が28日、始まった。昨年8月以来で、原子炉など原発の心臓部の被災状況を初めて調べる。31日に現地を視察する予定だ。

 調査団はフィリップ・ジャメ原子力施設安全部長ら12人。28日は経済産業省原子力安全・保安院の担当者から調査の現状を聞いた。現地調査では原発敷地内のボーリングで得られた岩石を見て、直下の地盤の状態がどうだったのかも調べる。報告書をまとめ各国の原発の耐震対策に生かす。

 ジャメ団長は「地震が原発機器に及ぼした影響、地震のメカニズム、防火態勢の3点を中心に調べたい」と話した。

この記事の関連情報をアサヒ・コム内から検索する

PR情報

このページのトップに戻る