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似た燃料漏れは過去にも ボーイング、注意喚起のみ

2007年08月24日01時44分

 事故機と同系のボーイング737型機では事故機と同じ部位で過去にも燃料漏れがあり、ボーイング社が同系機を保有する航空各社に注意喚起の文書を出していた。航空機の不具合を巡っては、強制力を伴って点検や修理を指示する方法もあり、事故調査委はボーイング社の判断の是非や、中華航空の対応についても調べる必要があると判断。米国家運輸安全委員会(NTSB)の協力を得て解明を進める。

 737型は中小型機を代表する人気機種で、しかも事故機はハイテク化が進んだ「次世代型」と呼ばれる。

 次世代型では、ボーイング社が今回の事故以前に2度、同じ部位でボルトを固定するナットが脱落していたことを把握。うち少なくとも1件は燃料漏れしていた。しかし、同社は適切にナットを締めつければ脱落のおそれはなく、設計変更の必要はないとして05年12月と06年3月に出した文書で注意喚起にとどめた。強制力の伴う航空当局からの改善要請・命令は出されていなかった。

 06年3月の文書では航空各社に対し、次の定期点検の際に新しいナットを導入し、適切に締め付けることは勧めている。

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