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福田総裁、選出へ 地方票でもリード

2007年09月23日03時00分

 安倍首相の辞意表明に伴う自民党総裁選は23日、投開票される。22日は地方票(計141票)をめぐり、30都道府県連で予備選の開票などがあった。朝日新聞の集計では、これまでに福田康夫氏が地方票で61票を獲得し、44票の麻生太郎氏を引き離して過半数を確保する勢い。国会議員票(387票)でも3分の2を固めている福田氏の優位は動かない情勢で、23日の党両院議員総会で第22代総裁に選出される見通しだ。

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街頭演説会を終え、聴衆と握手して回る福田康夫氏=22日午後、仙台市青葉区で

 地方票は各都道府県連に3票ずつ割り当てられた。福島など5県は話し合いで決め、42都道府県が党員投票などの予備選を実施した。朝日新聞の取材によると、22日までに開票された都道府県のうち、判明した30都道府県の結果は福田氏19勝、麻生氏11勝だった。

 得票が多い方に3票を与える「総取り方式」を実施した都県のうち、福田氏は富山、長野、和歌山、鹿児島などで勝利した。得票に応じて票を分ける「ドント式」で行った広島、沖縄を含む計7県で3票を獲得。麻生氏と票を分け合った道府県、話し合いで福田氏への投票を決めている県を加えると、福田氏の得票は61票となっている。

 これに対し、麻生氏は接戦を制した東京や新潟、大分で3票を総取り。青森や兵庫、高知、宮崎など8府県でも福田氏を上回る2票を獲得した。17日にそろって街頭演説した大阪や香川も含まれる。話し合いで麻生氏に3票入れることを決めた茨城、福岡も加え、これまでに44票を獲得している。

 一方、総裁選最終日の22日、福田、麻生両氏は仙台市や東京都内で街頭演説した。仙台市では2人そろって街頭に立ち、福田氏は「道州制はこの地域が中核になる。みなさんと一緒に目標を持って進めたい」と道州制導入をめざす考えを示した。麻生氏は「地域による差を埋めることが求められている」と訴え、地域格差の解消に努める考えを強調した。

 23日は午後2時から党本部で両院議員総会が開かれ、国会議員や都道府県連代表の投票が行われる。24日には新三役を選び、同日中に公明党との政権協議に臨むことになる。

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