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ミャンマー、国連代表の受け入れ同意 軍政幹部と会談へ

2007年09月28日11時31分

 国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長の報道官は27日、ミャンマー政府がガンバリ事務総長特別顧問の訪問に同意したことを明らかにした。ガンバリ氏はシンガポール経由で、29日にミャンマー入りする見通しという。軍事政権幹部と会談して武力行使の停止を求めるほか、アウン・サン・スー・チーさんとの面会も目指すとみられる。

 これに先立ち、ミャンマーのニャン・ウィン外相は、国連本部で開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相会合で、ガンバリ氏にビザ(査証)を発給する考えを明らかにしていた。潘事務総長は声明で、ミャンマー政府の決断を歓迎するとともに、「当局が建設的な対話に応じ、平和的で建設的な国民和解に取り組むことを期待する」と述べた。

 一方、米国のカリルザード国連大使は27日、「ガンバリ氏が反政府勢力やスー・チーさんを含めたすべての関係者に面会した上で、戻って安保理に報告することが、安保理が(情勢を)見定め、判断し、適切な決断を下すためには非常に重要だ」と語った。

 軍政に安保理制裁も含めた強い圧力をかけたい米欧は、ガンバリ氏の報告を待って「次の段階」(カリルザード大使)を検討する考えを示している。ガンバリ氏の訪問と、それに対するミャンマー政府の対応は、今後の安保理の決断を大きく左右することになりそうだ。

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