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「非難」から「強い遺憾」に変更 米英仏が安保理で

2007年10月10日10時09分

 緊張が続くミャンマー(ビルマ)情勢をめぐり、米英仏は9日、軍事政権に弾圧の停止や民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんら政治犯の釈放を求める議長声明の修正案を国連安全保障理事会の各国に提示した。軍政の暴力的弾圧に対する「非難」を「強い遺憾」に変えるなど、5日に提示した原案から大幅に表現を弱めた。

 修正案は、強制色が強い文言に難色を示す中国やロシアに歩み寄る内容となっている。米欧は全会一致での週内採択を目指している。

 軍政に対し、「最大限の自制」や「拘束者の即時解放」を求めた部分を省き、「抗議者の拘束などすべての弾圧的措置の停止を求める」との内容にとどめた。また、ガンバリ事務総長特別顧問がミャンマーを再訪する時に「無制限のアクセス」などを求めた表現も削除。遅くとも数週間以内に「目に見える成果が必要だ」としていた部分も期限を落とし、言い回しを弱めた。

 今後の状況の展開次第で「さらなる手段を検討する」としていた部分は、安保理内で意見が対立しているために暫定的な扱いとなった。安保理は10日午前に実務者会合を開き、修正案を協議するが、採択にはさらに調整が必要とみられる。

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