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十両の豊桜、若手を殴る 頭8針縫うけが

2008年5月17日15時14分

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 大相撲の陸奥部屋(師匠・元大関霧島)=東京都墨田区両国=に所属する西十両3枚目の豊桜(34)=本名向俊昭、広島県出身=が、今年1月に部屋の若手力士の頭を調理器具で殴り、8針縫うけがを負わせていたことが分かった。けいこ中ではなく、食事後のことだったという。昨夏、時津風部屋で起きた若手力士暴行死事件を受けて、暴力行為の一掃に取り組んでいる日本相撲協会は、17日午後に開く再発防止検討委員会に報告する。

 殴られた若手力士は、その後も部屋で通常通りに生活を続け、当時は師匠の陸奥親方も把握していなかったという。時津風部屋の事件を受けて再発防止委が行った各部屋の視察の際にも、この暴力行為は報告されなかった。しかし11日から始まった夏場所の前に、若手力士がけいこ中に首の骨が折れて病院へ運ばれ、この際に傷跡が見つかり、陸奥親方も初めて事態を把握した。若手力士は夏場所を休場している。

 陸奥親方によると、豊桜は「若手力士は普段から生活態度などがよくなく、教育の一環だった」と話したという。暴力行為が分かり、若手力士の両親に謝罪した親方は「豊桜は深く反省している。処分が出るなら私も豊桜も受けます」と話している。日本相撲協会のある理事は「あってはならないことだ」と語った。

 豊桜は技巧派のベテラン力士。兄の北桜(36)=西十両8枚目、北の湖部屋=とともに兄弟力士として人気がある。今場所は16日の6日目を終えて2勝4敗の成績。

 前師匠と兄弟子3人が逮捕、起訴された時津風部屋と同じ時津風一門の部屋で現役関取が手を出したことに、厳しい批判の声があがりそうだ。

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