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間垣親方も竹刀で弟子暴行 厳重注意処分へ

2008年5月17日22時30分

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 大相撲の陸奥(みちのく)部屋の十両力士、豊桜(とよざくら)(34)=本名向俊昭=が後輩力士に暴行をした問題で、日本相撲協会は17日、間垣(まがき)部屋の師匠で協会理事の間垣親方(55)=本名下山勝則、元2代目横綱若乃花=も弟子の力士に竹刀で暴力をふるっていたことを明らかにした。

 いずれの暴行も相撲協会が、時津風部屋の力士暴行死事件を受けて発足した再発防止検討委員会に報告した。警視庁には届けていないという。同委員会は豊桜の師匠の陸奥親方(元大関霧島)を含む3人に厳重注意処分を科すことを決めた。

 同委員会などによると、間垣親方は夏場所4日目の今月14日、間垣部屋(東京都墨田区)で行われた朝げいこの際に「素行がよくない」として序二段力士(18)の両足を竹刀で数回たたいたという。

 この力士が同日の取組に出た時に審判委員の親方たちがアザに気づき、発覚した。

 角界ではけいこで竹刀を振るう例もあるが、通常はまわしの上からたたくといい、体を直接たたくのは異例だという。協会内では時津風部屋の事件後、けいこで道具を使うことを見直す機運が高まり、同委員会も実態を調べていた。

 一方、豊桜は初場所12日目の1月24日に陸奥部屋(墨田区)の2階で、後輩の序ノ口力士(18)の頭を料理用具のおたまで10回ほど殴り、8針(約7センチ)縫うけがを負わせた。「生活態度がよくない」などの理由をつけた制裁目的だった。

 被害にあった力士は師匠に知らせず治療を受けていた。現場にはほかに2〜3人の力士も居合わせたが、みな黙っていたという。

 豊桜と陸奥親方は17日夕、記者会見して暴行を謝罪。豊桜は「時津風部屋の事件のことを軽く思っていたところがあった。二度とないようにしたい」と反省の言葉を述べた。一方、間垣親方は報道陣に対し、「行き過ぎはない。弟子がいけないことをしたら、けいこでしごくのは当たり前」と話している。

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