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防衛省職員に贈答品攻勢 山田洋行、高級牛やサンマ

2007年11月14日09時03分

 防衛省の守屋武昌・前事務次官(63)に対し、軍需専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者(69)=業務上横領容疑などで逮捕=がゴルフ接待などを繰り返していた問題で、同社が00年に自衛隊員倫理規程が施行される前、防衛庁(当時)の職員らに牛肉やサンマなどの贈答品を送りつけていたことが関係者の話でわかった。主に装備品調達に関係する職員が対象で、面識がないのに送られてきたケースもあったという。

 同社は宮崎元専務が多額の接待・交際費を使った熱心な営業で業績を伸ばしたことで知られる。

 ある元航空機課員の自宅には95年ごろ、宅配便で高級牛肉が送られてきた。山田洋行の担当者とはあいさつもしたことがなかった。翌日、課内の複数の職員に送られていたことが分かり、送り返すことになった。その後、同社からの贈答品は来なくなった。「『こいつは受け取らない』というブラックリストに載ったのだろう」と話す。

 別の元幹部宅にも、盆暮れに贈答品が送られてきた。やはり肉類で、宮崎元専務の名前で送られてきた。調達部門の職員や、今後調達に携わりそうな職員らが贈答の対象になっていたという。

 別の元幹部宅に、元専務の名前で届いたのは生のサンマ。発泡スチロールの箱に15匹ほど入っていた。送り返すかどうか考えたが「もったいない」と考え、食べてしまったという。

 「それほど高いものではないと思ったし……。食べはしたけど、いい印象は残らなかった」と語った。

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