前防衛事務次官の守屋武昌被告(63)=収賄罪などで起訴=の汚職事件を受け、防衛省の防衛監察本部が同省と自衛隊の幹部を対象に進めていた特別監察で、自衛隊員倫理規程ができた00年以降に幹部ら数人が業者からゴルフ接待を受けていたことが31日、新たに判明した。同省は近く結果を公表するとともに、この幹部らを同倫理規程違反にあたるとして処分を検討している。
特別監察は、守屋被告のゴルフ接待問題が表面化した昨年10月、石破防衛相の指示で、本省の課長級以上160人と陸海空自衛隊の将補以上260人を対象に調査。倫理規程が禁じている利害関係者である取引業者とのゴルフやマージャン、飲食接待などの有無や金額について、調査票による自己申告や面接での聞き取りに加えて、取引業者側からも情報を集め、確認作業を進めていた。