防衛省航空幕僚監部は31日、航空自衛隊幹部学校所属の2等空佐(48)を自衛隊員倫理規程違反で同日付での戒告処分とした。利害関係者からビール券計300枚(約18万円相当)を受け取り、一部を内部の懇親会で使っていたという。
空幕によると、2佐は空自補給本部(東京都北区)配下の補給部隊幹部だった04年8月から06年3月にかけて、部隊の取引業者数社から直接か、他の部署経由で届けられたビール券計300枚を受け取って保管。うち60枚を所属部署の懇親会で使ったという。60枚は返却しており、06年7月の発覚時点では180枚が保管されていたという。
2佐は業者選定などに影響を持つ立場だったとみられるが内部調査の結果、特定業者への便宜供与やビール券の私的流用は確認されておらず、警務隊への告発などはしていないという。
倫理規程をめぐっては、前防衛事務次官の守屋武昌被告(63)=収賄罪などで起訴=の事件を受けて防衛省が昨年、幹部を対象に特別監察を実施し、3人の違反が判明している。