現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 食品不正
  5. 記事

汚染米混入おにぎり、コンビニで販売 8県で2〜8月

2008年9月18日21時9分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

図拡大  

 食品加工会社「シノブフーズ」(大阪市)が、農薬に汚染された事故米を赤飯のおにぎりに加工、スーパーやコンビニエンスストアに流通していたことが18日、愛知県などの調査でわかった。この米は、三笠フーズ(同)と浅井(名古屋市瑞穂区)が、それぞれ事故米を食用として流通させたものの一部で、おにぎりは8月までに愛知、長野、滋賀など8県で販売された。

 愛知県とシノブフーズによると、同社の名古屋工場(愛知県弥富市)が今年2月13日〜8月5日、京都市の米穀販売会社「京山」からもち米6864キロを購入して赤飯のおにぎりに調理。「おむすび赤飯」「おにぎり&いなり」の商品名で計10万2053個を製造し、愛知、岐阜、三重、福井、石川、静岡、長野、滋賀各県のスーパーやコンビニ計数百店舗で販売されたという。

 事故米が混じった米が最後におにぎりに加工されたのは8月8日で、消費期限は最長42時間のため現在は事故米が混入した商品が流通している可能性はなく、健康被害の報告もないという。

 シノブフーズが赤飯に調理したもち米は、京山が2〜7月に三笠フーズと浅井からそれぞれ複数の業者を経由して仕入れた事故米を、他の米と混ぜて作った約100トンの米の一部とみられる。

 シノブフーズでは、三笠フーズによる事故米の転用が発覚して以降、米の仕入れ先すべてに事故米混入の可能性の有無を確認してきたが、三笠フーズや浅井経由の事故米は確認できなかったため、おにぎりの販売先にも、事故米の取り扱いはないと答えてきた。

 加藤健二取締役管理本部長は「信頼していた取引先から、なぜ中国産のしかも事故米が混入したのか……。食の安心、安全と味を第一に考え、国産米にこだわってきたはずが、消費者に心配と迷惑をかける形になり大変申し訳ない。今後は米の品質検査態勢を強化したい」と話した。

 シノブフーズは、1971年の設立。おにぎりや弁当など米飯加工食品、調理パンや総菜を製造販売している。

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内