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秋田「比内鶏」偽装、元社長ら近く逮捕 詐欺などの疑い

2008年4月22日6時12分

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 秋田県大館市の鶏肉加工販売会社「比内鶏」=破産手続き中=が秋田特産の比内地鶏だと偽って商品を出荷していた問題で、県警は近く、藤原誠一元社長(77)と同社の関連会社幹部ら数人を、詐欺と不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで逮捕する方針を固めた。

 調べでは、藤原元社長らは、ただ同然で仕入れた、卵を産まなくなった「廃鶏」が原料なのに、1羽約2千円する比内地鶏を使っていると原料表示を偽って、同社の主力商品「比内地鶏くんせい」などを大館市内の業者などに販売していた疑いが持たれている。

 同社の偽装は昨年10月の県の調査で発覚した。偽装商品は薫製をはじめ、「比内地鶏たまご」「つみれ」など16品目にわたり、06年10月からの1年間だけで偽装商品の売上額は約1億5700万円にのぼるという。藤原元社長は記者会見で、96年ごろから偽装を始め、「私が指示した」と会社ぐるみの偽装だったことを認めている。

 県警は07年11月に不正競争防止法違反容疑で同社や藤原元社長宅などを家宅捜索し、帳簿など関係書類を押収。県から情報提供を受けたほか、元同社社員や出荷先の小売店などから話を聞き、「廃鶏」の仕入れから出荷までのルートを大筋で解明した。

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