撤去されるミートホープの牛の模型=北海道苫小牧市、葛谷晋吾撮影
偽装牛ミンチ事件で破産した北海道苫小牧市のミートホープ本社の土地・建物が売却されることになり、22日、屋上の牛の像が「じゃまになる」と撤去された。
昨夏の事件発覚後、ワイドショーなどで繰り返し放映された同社のシンボル。破産管財人は「売れるかも」と考えたが、「事件に乗じて売るのは公序良俗に反する」と裁判所が待ったをかけたため、ごみとして処分することに。
同社は新千歳空港から近く、事件後は観光地化して牛の像をカメラに収める人が引きも切らなかった。市関係者には「事件の記憶は消したいが、少しもったいない気も……」という声も。