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接待・贈与…コメ関係の農水職員12人、規定違反の疑い

2008年10月3日13時4分

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 三笠フーズから大阪農政事務所の元課長が接待を受けていた問題で、農林水産省は3日、退職者を含めコメの流通に関与する全職員を対象に聞き取り調査した結果、計12人が国家公務員倫理規程に違反する疑いがあると発表した。内訳は、三笠関係で3人、事故米以外の業界関係で9人。国家公務員倫理審査会に報告するという。

 今回の調査対象は、04年度以降、本省総合食料局と地方農政事務所の食糧関係に在職した8509人。利害関係のある業者からの接待や金品の贈与を受けていないか自主申告を求める形で聞き取った。

 農水省は肩書や農政事務所名は個人の特定につながるとして公表していない。

 三笠フーズ関係では、地方農政事務所の事故米売却の見積もり合わせの際に、冬木三男社長が置いていった菓子折りを、農政事務所の管理職(退職)と専門官は返さなかったことが新たに判明。大阪農政事務所の消費流通課長(退職)への接待は05年と06年の2度で、いずれも支払いは1万円程度だったという。

 農水省は、三笠フーズ以外の事故米購入業者からは、違反行為は確認できなかったとしている。

 このほか、コメの小売りの団体役員から01年、当時の食糧庁の専門官が居酒屋で約5千円の接待を1度受けていた。05年と06年には、ある農政事務所の管理職ら2人が延べ3回、輸入米や備蓄米を保管する倉庫業界の賀詞交換会で、「手みやげ」としてハム1本をもらっていた。05年から今年まで、ある農政事務所の管理職と課長補佐計5人が倉庫業界の新年懇親会で9千円程度の飲食を自己負担せずにしていたという。

 02年には旧食糧庁の課長補佐がコメ業界の団体役員と割り勘で飲食していた。現行の倫理規程では、利害関係者との飲食は自己負担していれば認めているが、05年4月の改定までは禁止していた。

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