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食の安全確保へ「日中間で協力メカニズムを」 中国外相

2009年3月7日13時56分

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 【北京=峯村健司】中国の楊潔チー外相が7日、北京の人民大会堂で記者会見し、発生から1年が過ぎた中国製冷凍ギョーザによる中毒事件について「どんなに時間がかかっても、中国側は事件を解決する決意がある」と強調。さらに、食品の安全を確保するため日中両国間に「長期的な協力メカニズム」を構築することを提案した。

 中国製の食品の安全をめぐる問題は、日中間の大きな懸案になっており、中国の輸出産業にも大きな打撃を与えている。楊外相の発言は、新たな機構をつくることで、この問題を早期に解決する決意を示したものとみられる。

 楊外相はまた、日中両政府が昨年6月に東シナ海のガス田共同開発に合意した後も、中国が独自にガス田「樫(かし)」(中国名・天外天)を開発している問題について「中国の排他的経済水域にある」と述べ、合意の対象外との考えを改めて示した。

 米中関係をめぐっては「(オバマ)新政権とともに努力し、両国関係を推進させたい」とし、金融危機が続く中でマクロ経済政策面での協調強化や金融市場の安定、金融監督管理システム改革などの分野で協力していく考えを示した。また、近く訪米してクリントン国務長官と会談することを明らかにし、4月2日にロンドンで開かれる金融サミットでの胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席とオバマ大統領との首脳会談に向けて準備すると述べた。

 北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2」の発射準備を進めているとみられることについては「各国が朝鮮半島の平和と安定に貢献するように行動してもらいたい」として北朝鮮側に自制を求めた。

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