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年末年始特集

東芝、HD―DVDから完全撤退へ 補修部品保有8年間

2008年2月20日

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 東芝は19日、次世代DVD規格「HD―DVD」について、レコーダーなど対応する関連機器の開発、生産を停止するとともに、3月末をメドに販売も終了して、事業から撤退すると正式発表した。パソコンやゲーム向けのHD―DVDドライブ(駆動装置)についても、開発や生産、販売をやめる。これにより、規格争いは、ソニーや松下電器産業などが推す「ブルーレイ・ディスク(BD)」に統一される。

 国内ではHD―DVDレコーダー2万台、プレーヤー1万台、対応パソコン2万台を、海外ではプレーヤー70万台とパソコン27万台(いずれも概数)を販売済み。事業から撤退した後も8年間は補修用部品を保有し、修理などを継続する。相談用の電話窓口は0120・13・1353。

 会見した東芝の西田厚聡社長は「これ以上、事業を継続させると、経営に大きな影響が生じる」と撤退理由を説明。東芝の損失は数百億円に上るとみられるが、西田社長は「確定していない」とした。また、現時点ではBD対応の商品を販売する考えはないという。

 東芝は同日、主力の半導体「NAND型フラッシュメモリー」の新工場を、岩手県北上市と三重県四日市市に建設することも正式に発表した。

(2008年2月20日 朝日新聞朝刊)


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