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年末年始特集

オバマ氏を小浜市が勝手に応援 国内外のメディア殺到

2008年2月16日

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写真小浜市がオバマ氏あてに送る「必勝だるま」=福井県小浜市役所で

 米大統領選の熾烈(しれつ)な民主党候補指名争いでバラク・オバマ氏への支持が広がるにつれ、福井県小浜(おばま)市が興奮に包まれている。「オ・バ・マ」という音つながりを頼りに、地元有志は応援する会を立ち上げ、同市も「必勝だるま」を贈ることを決めた。海外からの注目も集め、AP(米)やロイター(英)など大手通信社やABCテレビ(米)が取材し、ニューヨーク・タイムズ(米)も18日に現地入りする予定だ。

 きっかけは市民から同市に一昨年末に寄せられた1通の電子メール。来日したオバマ氏が成田の税関職員に「私も小浜市出身」と告げられた――というエピソードをニュース番組が報じたという知らせだった。

 市のPRに協力してくれたとして、市は翌年1月、オバマ氏に村上利夫市長名の親書と伝統産業の若狭塗の夫婦箸(ばし)を送った。今後、日本の選挙の必須アイテム「必勝だるま」(直径10センチ、高さ7センチ)も贈る予定だ。

 観光業界も指をくわえてはいられない。今月5日のスーパーチューズデーでオバマ氏が健闘したのを受けて、観光協会会員の商店主や会社経営者ら30人が「オバマ候補を勝手に応援する会」を発足させた。これから「アイラブ オバマ」の必勝はちまきも作り、応援団として「オバマガール」も編成する予定だ。

 「オバマ」を冠した商品開発も進む。市内の菓子店は同氏の似顔絵を焼き印した「オバマまんじゅう」、水産加工会社はサバを使った「オバマハンバーグ」の製造・販売を決めた。

 今月10日にあったAFP通信(仏)の取材には、村上市長が日曜日にもかかわらず1時間応対。村上市長は「オバマ氏の宣伝効果は抜群。外国からの観光客も増えてくれれば」と話し、オバマ氏の出身地・ハワイ・ホノルルとの友好都市提携も目指すという。

(2008年2月16日 朝日新聞朝刊)


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