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那覇と宮古島にPAC3到着 自衛隊700人展開へ

2012年4月4日1時3分

写真拡大民間の貨物船で沖縄本島に到着したPAC3の発射台付き車両=3日午後4時39分、沖縄県浦添市、上遠野郷撮影

写真拡大自衛隊の車両で市街地を移送されるPAC3=3日午後8時9分、沖縄県宮古島市、上田潤撮影

 北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射に対応するため、防衛省は3日、沖縄県の那覇港(浦添市)と平良(ひらら)港(宮古島市)に、地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)を搬入した。3月30日の「破壊措置命令」を受けた措置。石垣島にも近くPAC3が配備され、沖縄県の宮古・八重山方面だけで計約700人の自衛隊員が展開する。

 那覇港には午後4時、PAC3を積んだ民間貨物船が入り、ミサイル発射台やレーダーなどを載せた約30台の車両が下ろされた。ミサイル本体を民間船で運ぶことは法律で禁じられており、別に自衛隊が運ぶ。午後8時ごろには、県警の先導で那覇市中心部を通り抜け、航空自衛隊の那覇基地(那覇市)と知念分屯基地(南城市)へ運ばれた。

 宮古島市の平良港には午後5時半ごろ、PAC3を積んだ海上自衛隊呉基地の輸送艦「おおすみ」が接岸。航空自衛隊の宮古島分屯基地に移送された。

 自衛隊は6日までに、石垣島に約450人、宮古島に約150人、与那国島に約50人を展開させる。宮古島と石垣島の間にある多良間島にも、地元との連絡調整などのために自衛隊員が派遣された。

 政府は3日、沖縄県庁で全市町村を対象に説明会を開催。全国瞬時警報システム「Jアラート」を使い、ミサイルの発射直後と上空通過の2度、情報を伝えると説明した。那覇市や石垣市、宮古島市などでは、同システムで合成された音声が防災無線などを通じて自動的に街に流れるという。

 那覇市は小中学校や保育園などに対し、ミサイル発射の際は子どもたちを屋内に退避させるよう指示することを決めた。石垣市は防災無線のほか、コミュニティーFMでも情報を流す。

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