北朝鮮による拉致被害者で新潟産業大学(新潟県柏崎市軽井川)の嘱託職員の蓮池薫さん(50)が新年度から同大の専任教員となり、2日、辞令交付式があった。蓮池さんは「ますます大きな責任を背負った。さらに質の高い教育ができるように自分を磨いていきたい」と抱負を語った。
帰国した翌年の03年から同大の非常勤講師を務め、05年からは嘱託職員として韓国語の教育や留学生の指導にあたってきた。広川俊男学長は「非常に面倒見が良く、学生の信頼も厚い」と評価する。
今後の研究について蓮池さんは「韓国語を教える上で必要な韓国の歴史や文化を勉強したい。将来は日本を中心とした環日本海全体の勉強を深め、レパートリーを広げたい」と話した。