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シリア核情報公開「イランに警告する狙い」 米大統領

2008年4月30日10時33分

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 【ワシントン=鵜飼啓】ブッシュ米大統領は29日、ホワイトハウスで記者会見し、北朝鮮とシリアの核開発協力の情報公開に踏み切ったのは、北朝鮮とともに、イランの核開発に警告する狙いがあったと説明した。

 ブッシュ氏は情報公開について北朝鮮政策への考慮を最初に挙げた。「北朝鮮が考えている以上に我々が情報をつかんでいることをはっきりさせる」ことで、核拡散やウラン濃縮による核開発のすべてを明らかにすることが不可欠だと示そうとしたという。

 また、「核拡散が中東でどれだけ大きな不安定要素となるかというメッセージ」をイランと世界に向けて発信することを狙った、とした。シリアは原子炉とされる施設を秘密裏に建設しており、「こうした計画は人々が気づかないうちに進められていることもある」とも指摘した。

 一方、ヒル米国務次官補は29日、フロリダ州ジャクソンビルで、北朝鮮による核計画の申告までに米朝間で「追加的な話し合いがあるだろう」と述べた。先週の米朝協議を「北朝鮮が保有するプルトニウムに関して突っ込んだ話し合いを持った」と評価しながら、申告内容に対する検証の扱いをめぐりさらに調整が必要なことを示唆した。

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