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北朝鮮核廃絶・拉致解決求める G8外相会合声明へ

2008年6月27日12時27分

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 京都で開かれている主要国(G8)外相会合は27日、北朝鮮の核廃絶と拉致問題の早期解決を求める文言を盛り込んだ議長声明を発表して閉幕する。北朝鮮による核計画申告で非核化のプロセスが新たな局面を迎える中、核と拉致問題の重要性を改めて国際社会に訴える。

 27日午前の会合では、北朝鮮核問題を中心に議論した。高村外相によると、核申告を検証し、最終目的である核放棄につなげていくことが重要との点で一致。拉致問題では「全出席者から理解と支持」を得たという。議長声明では、北朝鮮に対しすべての核兵器及び核計画の廃棄と、拉致を含む人道問題への対応を求める文言が盛り込まれる模様だ。

 会合に同席したヒル米国務次官補は、核申告などの一連の動きについて「北朝鮮を信頼するというゲームではなく、しっかり検証するゲームだ」と語ったという。

 日本政府としては、議長声明の形で朝鮮半島非核化の重要性と拉致問題への深い憂慮をG8の「総意」として国際社会にアピールし、北朝鮮に具体的な行動を促すメッセージとしたい考えだ。

 声明ではこのほか、中東和平の進展に向けた支援や、国連安保理決議に従わずウラン濃縮を続けるイランへの懸念、イラクの復興や治安回復への積極的な支援、混迷を深めるジンバブエ情勢などについても盛り込まれる見通し。

 一方、6者協議議長国の中国は同日午前(日本時間同日午後)、北朝鮮が提出した核計画の申告書を6者協議各国に配布した。ヒル米国務次官補が滞在先の京都市内のホテルで記者団に対して明らかにし、「内容を詳細に検討し、検証に取りかかる必要がある」と述べた。

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