核兵器の製造に転用可能で輸出が規制されている真空ポンプを北朝鮮に不正輸出したとして、神奈川県警は2日、貿易代行会社「ナカノ・コーポレイション」(東京都港区)の中野鴻(ひろし)社長(66)=横浜市港北区新吉田町=を外為法違反(無許可輸出)の疑いで横浜地検に書類送検した。
調べでは、中野社長は03年7月17日、真空ポンプ2台とその部品6点(販売価格計235万円)を、経済産業相の許可を得ずに成田空港から台湾経由で北朝鮮向けに輸出した疑い。調べに、中野社長は「ポンプが北朝鮮で核兵器開発に使われることを知っていた」との趣旨の供述をし、容疑を認めているという。