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カーン博士「北朝鮮への核技術提供、パキスタン軍監督」

2008年7月5日11時8分

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 【カブール=四倉幹木】「核の闇市場」を主導して北朝鮮やイランに核技術を流したとされるパキスタンの核科学者カーン博士は4日、AP通信に「北朝鮮への核技術提供は軍の監督下で行われた」と話し、当時国軍の参謀総長だったムシャラフ大統領が同意していたことを示唆した。

 AP通信は首都イスラマバードに自宅軟禁されているカーン博士に電話でインタビューした。博士によると、ウラン濃縮に使われる遠心分離器が00年、軍の監督の下でパキスタン国内で北朝鮮の航空機に運び込まれ、同国に輸送された。前年のクーデターで実権を握ったムシャラフ氏も「完全に同意した上で実行された」という。

 カーン博士は98年に核実験を成功させてパキスタンの核保有を実現したが、04年、北朝鮮とイラン、リビアに核技術を提供したことを国営テレビで告白した。ムシャラフ氏は「政府や軍は関与していない」とし、カーン博士の個人の行為として幕を引いた。

 反ムシャラフの連立内閣には博士の自宅軟禁解除を求める声があり、カーン博士は最近、それに呼応するように自分の告白は「強いられたものだ」と核流出への関与を否定している。

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