拉致被害者家族会のメンバーは9日、支援団体の「救う会」、拉致議連との合同役員会議で訪れていた東京・永田町で、福田首相の議長総括の中継を見守った。議長総括のなかで、首脳宣言に初めて記された「拉致問題」がほとんど触れられなかったことに落胆や不満の表情を見せた。
飯塚繁雄代表(70)は「拉致の話はほんの一言。自国の問題なのだからもっと言及してほしかった」。横田早紀江さん(72)は「大事なこのときに、総理として日本の大事な問題をもう少し力強く発言してほしかった」と語った。
また、救う会の西岡力会長代行は、拉致関連の集会の政府との共催について、今後は控える考えを示した。