【ソウル=稲田清英】ラヂオプレス(RP)によると、健康不安が伝えられる北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の動静報道の空白期間が、14日で30日間となった。同日も秋夕(チュソク)(お盆)の行事に総書記が花を贈ったことなどは報じられたが、総書記自身の具体的な動静は伝えられなかった。
RPが伝えた14日の朝鮮中央放送などによると、金総書記が贈った花が祖父母の墓などにささげられたが、総書記自身の姿はなかった。また同日、ロシアのメドベージェフ大統領の誕生日に際し、総書記が祝電を贈った。
北朝鮮の公式メディアによる金総書記の動静報道は、朝鮮人民軍部隊への日時不明の視察が8月15日朝に伝えられて以来、祝電などを除いて途絶えている。97年の総書記就任後、動静報道が30日以上途絶えた例は98年〜06年に計7回。最長はイラク戦争開戦前後の03年2〜4月の約50日間だった。