防衛省の敷地内に展開、都心の空を警戒するPAC3。後方は同省の官舎=29日午後2時5分、東京都新宿区、小宮路勝撮影
防衛省の敷地内に展開、都心の空を警戒するPAC3=29日午後1時27分、東京都新宿区、小宮路勝撮影
北朝鮮の「弾道ミサイル」問題で、防衛省は29日、東京・市谷の同省敷地内に地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)の機材を設置し、ミサイルの発射機2機や通信機材を積んだ車両を公開した。
また、航空自衛隊浜松基地(静岡県)のPAC3部隊も同日早朝、秋田、岩手両県の駐屯地などに向けて出発。首都圏と東北計5カ所に配備されるPAC3部隊は31日にも迎撃可能な態勢となる。
万が一、何らかの落下物があった場合、PAC3が地上から十数キロ上空で迎撃する。迎撃に成功しても、地上へ破片は落下してくる。「弾道ミサイル破壊措置命令」が出された27日以降、市谷のほか、陸上自衛隊朝霞駐屯地(東京都)や同習志野演習場(千葉県)へPAC3部隊の移動が始まった。28日には長崎・佐世保港と神奈川・横須賀港から海上自衛隊のイージス艦「こんごう」など3隻が、日本海と太平洋に向けて出港している。