現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 北朝鮮関連
  5. 記事

正恩氏が「絶叫マシン」チェック 子ども施設を次々視察

2012年6月1日10時4分

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が最近、児童施設や動物園、遊園地などを現地指導した様子を国営メディアが伝えた。以前は軍関係の視察が目立ったが、市民生活や娯楽にも気を配る姿を見せることで、民心を引きつける狙いがありそうだ。

 ラヂオプレス(RP)によると、朝鮮中央放送が5月31日、児童施設などへの視察の様子を伝えた。子ども向け商品を扱う平壌の児童百貨店で正恩氏は「子どもたちのための総合玩具工場を建設する」と発言。託児所では食堂の床を触り「子どもたちを暖かいオンドル(床暖房)部屋で食事させるようにすべきだ」と述べた。

 同27日夜には朝鮮中央テレビが、正恩氏が中央動物園を現地指導する映像を約10分にわたり放映。映像には肉声はなかったが、朝鮮中央通信によると、正恩氏は「世界的に珍しい動物をさらに入れるべきだ」などと指摘したという。

 平壌の凱旋(がいせん)青年公園の遊園地で絶叫マシンなどをチェックする様子や、建設中の野外スケート場での現地指導も伝えられた。

 北朝鮮関係筋は「あらゆる面に配慮していると伝えたいのだろうが、食べるのが精いっぱいの人がたくさんいる中で、(民心を引きつける)効果がどこまであるかは不透明だ」と話している。(ソウル=貝瀬秋彦)

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介