2012年11月1日20時56分
【ソウル=貝瀬秋彦】北朝鮮が金正恩(キムジョンウン)第1書記の業績宣伝や一族の「偶像化」のために銅像建立や遊園地の建設にかけた費用は、3億3千万ドル(約260億円)――。韓国の情報機関、国家情報院が、こんな推計をまとめた。国会情報委員会の非公開の国政監査で出席議員らに伝えた。
同院によると、各地で進められている故金日成(キムイルソン)主席と故金正日(キムジョンイル)総書記の銅像建立、肖像画の交換のほか、スイスのテーマパークを模した遊園地の建設、金主席と金総書記の遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿の庭園工事などに多くの費用が投じられているという。
同院は「北の全住民の3〜4カ月分に該当するトウモロコシ110万トン規模の金額だ」としている。