金融広報中央委員会(事務局・日本銀行)が27日発表した07年の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、1年前より貯蓄残高が「減った」と答えた人が39%に達し、「増えた」とした22%を上回った。減った理由では「定期的な収入が減ったので取り崩した」が51%を占めた。
調査は昨年10〜11月、2人以上の8000世帯に対して郵送などで実施し、回収率は41%だった。
金融資産の保有額は平均1259万円。平均額は高額保有者が押し上げており、保有額を少ない順に並べた真ん中の値(中央値)は500万円だった。前年までと調査方法を変えたため単純な比較はできないが、金融資産の保有額は平均額、中央値とも前年より増えた。
また、住宅ローンなど借入金がある世帯は44%で、借入金の平均額は対象者全体で615万円だが、借入金がある世帯だけの平均額は1482万円だった。