2012年10月2日22時16分
野田第3次改造内閣の発足を受けて朝日新聞社は1〜2日、全国緊急世論調査(電話)を実施した。野田佳彦首相と自民党の安倍晋三総裁のどちらが首相にふさわしいかを聞いたところ、安倍氏が39%で、野田氏の34%を上回った。衆院比例区の投票先でも、自民が30%(9月の緊急調査は23%)に伸び、民主の17%(同15%)を引き離した。
世論調査―質問と回答〈10月1、2日実施〉どちらが首相にふさわしいか、という質問について、有権者の56%を占める無党派層の答えをみると、安倍氏は29%で、野田氏の32%がやや多かった。ただし、自民支持層の82%が安倍氏を、民主支持層の86%が野田氏を選んでおり、自民の支持率が21%と、民主の14%を上回った分、安倍氏が優位に立った形だ。
改造した野田内閣の支持率は23%(同25%)でほぼ横ばい。不支持率は56%(同53%)だった。内閣の今後に「期待する」は30%で、「期待しない」62%が倍以上だった。一方、安倍氏の率いる自民党についても「期待する」は39%で、「期待しない」54%の方が多かった。
衆院比例区の投票先は、昨年9月の野田内閣発足後しばらくは民主と自民が競り合っていた。しかし、今年の夏以降、自民が水をあけるようになり、今回、さらに差を広げた。
大阪市の橋下徹市長が代表を務める日本維新の会は比例区投票先では4%だった。同会が次の衆院選で国会で影響力のある議席を「取ってほしい」は47%で、「そうは思わない」43%と接近している。9月調査で「大阪維新の会」について同様の質問をした時は、50%対36%だった。
衆院選後の望ましい政権の形を聞いたところ、「民主と自民の連立」が32%で最多。「自民中心」27%、「民主でも自民でもない政党中心」24%が続き、「民主中心」は9%だった。