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四川大地震の断層、地表に到達 現地で静岡大教授確認

2008年5月17日15時7分

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 中国の四川大地震を起こしたと見られる断層が、地表まで達していることが17日、日本活断層学会に入った情報で分かった。段差は、震源と見られる竜門山(ロンメンシャン)断層帯に沿って見つかり、最大約3メートルの段差が確認された。14日から現地で調査中の林愛明(りん・あいめい)・静岡大学教授が報告してきた。

 同学会に入った報告によると、地表に現れた断層は震源とみられる竜門山断層帯に沿っていて、南西から北東方向に走り、北西の方向に傾いている。ずれた断層が片方の上に乗り上げる形の逆断層で、最大で垂直方向に約3メートルずれていた。地震を起こした断層は、これまでの解析で約30度斜めに傾いているとみられることから、滑った長さは最大で6メートルに達するとみられる。

 95年の阪神大震災では、地表面で断層が垂直方向に約1.2メートルずれていたことが確認されている。

 日本活断層学会の岡田篤正会長は「地震の本質に迫るためには、非常に貴重な第一報だ」と話す。竜門山断層帯は、四川盆地と高い山地の境界部分に位置しており、岡田会長は「歴史的に地震が繰り返され、こうした地形が出来たのだろう。周辺ではここ数百年ほど大きな地震はなく、山すそは人が住みやすい場所だが、ひずみがたまっていたとみられる」と述べた。(鈴木彩子)

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