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地震波は地球を6周 四川大地震で東大研解析

2008年5月24日1時2分

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 四川大地震の地震波が地球を6周していたことが、東京大地震研究所の解析でわかった。国内の約70カ所にある防災科学技術研究所の広帯域地震観測網(F―net)がとらえた地震波形を調べた。

 東大地震研の大木聖子助教は、さまざまな周期の地震波を観測できるF―netのデータから、長い距離を伝わりやすい周期200〜330秒の地震波を取り出して、観測された回数を調べた。

 地震発生から約15分後に最初の地震波が届き、その後、3時間ごとに6回、18時間後までの地震波が観測されていた。地球を逆回りに回った地震波も6回確認できた。

 F―netは、発生するほとんどすべての地震波を記録でき、観測データは地震発生のメカニズム解明などに使われている。大木助教は「今回の地震は震源が浅く規模が大きいため、何周も回るのがとらえられた」と話す。

 04年のスマトラ沖大地震では、同じ観測網で地球8周回目までの波形が観測された。四川大地震では、気象庁の精密地震観測室の地震計が地球を2周した地震波をとらえている。(黒沢大陸)

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