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中国、校舎の耐震基準強化へ 四川大地震の倒壊受け

2008年5月27日2時38分

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 【北京=峯村健司】中国・四川大地震で多くの学校の校舎が倒壊したことを受け、中国教育省の王旭明報道官は26日の会見で、校舎などの耐震基準を強化する方針を明らかにした。校舎倒壊で犠牲となった生徒や教師が犠牲者の1割以上を占め、遺族や専門家から校舎の安全性強化を求める声が強まっている。

 中国の現行の耐震基準は4段階に分かれ、小中学校の校舎は下から2番目に属している。今後は、地震が多い地域ではより厳しくするなど、耐震基準自体を根本的に見直す方向で、教育省や住宅都市農村建設省などによる専門家チームが検討に着手した。王報道官は「校舎は最も頑丈かつ安全な建物でなければいけない」とし、新基準では校舎を最上のランクに引き上げる考えを示した。

 今回の地震で倒壊した校舎は、四川省内だけで6898棟に上る。特別調査チームが被災地の校舎の安全検査をしており、すでに倒壊や損壊の危険性がある建物を使用禁止とした。役人が業者と癒着して建設費を低く抑え手抜きをする「おから工事」があった可能性が排除できないとして、中国政府は厳しく処分する方針だ。

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