国際原子力機関(IAEA)は19日、四川大地震で被災した中国の原子力施設の被害状況を調査する考えを示した。中国政府と交渉中で合意が得られ次第、調査に入る。新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原発が被災した日本の専門家も調査団のメンバーに入れるよう、経済産業省原子力安全・保安院もIAEAに働きかける考え。
この日、30カ国約250人が集まって新潟県柏崎市で始まったIAEA主催の原子力施設の耐震ワークショップで、IAEAが明らかにした。IAEAは昨年8月と今年1月、柏崎刈羽原発の被災状況を調査しており、中国四川省の原子力施設でも同様の調査をしたい考えという。
IAEA原子力施設安全部のアントニオ・ゴドイ氏は「柏崎刈羽原発で日本がIAEAの調査を受け入れた時のように情報を公開することが大事だ」と述べた。