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未知の断層?地表に15キロ現れる 岩手・宮城地震

2008年6月16日21時33分

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写真水田内に現れた断層。右上の方が盛り上がっている=岩手県奥州市地図地表に現れた断層

 岩手・宮城内陸地震を起こしたとみられる断層が、南北15キロにわたって地表に現れていることが産業技術総合研究所や東北大などによる16日までの調査でわかった。地表に50〜80センチの段差ができ、主に西側の地盤が東側の地盤に乗り上げる形になっていた。付近にある活断層「北上低地西縁断層帯」とは離れた位置にあり、未知の断層が活動した可能性があるという。

 断層とみられる地表の変動は、余震域の東の縁に沿って、北東から南西方向の線上で断続的に確認された。断層は西側に向かって深くなっている。地震波の解析で、地下では長さ30キロ幅10キロ前後の断層が動いたと考えられている。

 確認された断層の北端は岩手県奥州市の水田地帯で、長さ約600メートルにわたり地表の変動が確認できた。ガードレールが折れ曲がったり、水田の一部が持ち上がって水面上に出たりしていた。南端は地盤の大規模崩壊があった宮城県栗原市の荒砥沢ダム付近で見つかった。大きな地滑りが起こった地域は、この断層沿いや西側に集中している。(鈴木彩子)

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