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被災地梅雨入り、土砂災害への警戒呼びかけ

2008年6月19日12時20分

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写真梅雨入りした被災地では、磐井川の土砂ダムにたまった水を排出するための作業が進められた=19日午前、岩手県一関市、本社ヘリから、上田幸一撮影

 岩手・宮城内陸地震で行方不明となっている11人の捜索が19日朝から、再開された。しかし、東北地方は午前中に梅雨入りしたとみられ、まとまった雨が降る可能性が高まっている。予定していた活動が中止になるなどの影響も出ている。余震も多く、気象庁は土砂災害への厳重な警戒を呼びかけている。

 宮城県栗原市の現地では朝から雲が広がり、仙台管区気象台によると、昼過ぎからは最大1時間で約10ミリのやや強い雨が降る見込みだ。

 東北森林管理局は、2人の捜索が続く栗駒地区の旅館「駒の湯温泉」の上流約1キロに土石流センサーを設ける予定だったが、現地まで作業員を運ぶヘリコプターが悪天候で飛べず、断念した。

 「雨で土石流が発生すれば警報が鳴り、作業員の安全が確保できるはずだった。なんとしても今日中に設置したかったのだが」と同管理局の担当者。栗原市災害対策本部は、地震で壊れた家屋の雨漏りを防ぐために1135枚のブルーシートを用意し、被災者に配り始めた。

 岩手県一関市厳美町の磐井川にできた「土砂ダム」では、国土交通省などが排水パイプを設置するための地ならしなどをした。

 95年の阪神大震災では、余震と雨によって、本震を上回る土砂崩れが起きた。今回は「阪神」以上に余震が多く、19日午前9時までに370回を超えている。

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