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元審議監・元参事ら4人起訴 贈収賄で、大分採用汚職

2008年7月26日3時11分

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 大分県の教員採用汚職事件で、大分地検は25日、県教育委員会ナンバー2の教育審議監だった同県由布市教育長、二宮政人容疑者(61)と元県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)を収賄の罪で、元義務教育課参事、矢野哲郎容疑者(52)と妻で同県佐伯市立小教頭、かおる容疑者(50)を贈賄の罪でそれぞれ大分地裁に起訴した。いずれも起訴事実を認めているという。

 起訴状によると、二宮元審議監と江藤元参事は06年9〜10月、07年度の小学校教員採用試験で矢野元参事の長女(23)が合格するよう便宜を図った見返りなどとして、矢野元参事夫婦から百貨店の商品券100万円分ずつを受け取ったとされる。

 二宮元審議監は9月9日、大分市内の料理店で便宜供与の依頼の趣旨で50万円分、長女が合格した後の10月28日、同市内の別の料理店で謝礼として50万円分を受け取ったとされる。江藤元参事はその間の10月14日、大分県別府市の自宅で謝礼として100万円分を受け取ったという。

 二宮元審議監は採用や人事の責任者で、江藤元参事は採用試験の実務の中心を担っていた。二宮元審議監が江藤元参事に長女を含む十数人の受験者の名前を示し、合格させるよう指示。江藤元参事は長女の点数をかさ上げして合格させたとされる。

 二宮元審議監と江藤元参事は県教育センターや県教委教職員1課(現・義務教育課)で上司と部下だった。江藤元参事と矢野元参事は98〜00年、それぞれ県教委佐伯教育事務所と佐伯市教委の指導主事として親交を深めた。二宮元審議監と矢野元参事は、佐伯市内の中学校教頭の仲介で知り合ったという。

 07年度試験は06年7月に1次、9月に2次の試験があった。489人が受験し、長女を含む41人が合格。江藤容疑者の供述などによると、半数以上が得点のかさ上げによる合格者だったという。

 江藤元参事は、08年度の校長、教頭昇任試験で便宜を図った見返りに、いずれも佐伯市立小学校の女性校長から10万円分、男性教頭と女性教頭から50万円分ずつの商品券を受け取った疑いも持たれている。矢野元参事も、佐伯市内の小・中学校長から義務教育課参事に昇進した自身の人事に絡んで、富松哲博・教育審議監(60)に20万円分の商品券を渡した疑惑が浮上しており、県警が調べている。

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