現在位置:asahi.com>ニュース特集>NHK株不正疑惑> 記事 「法令順守を風土に」 NHK福地会長が就任会見2008年01月25日21時51分 NHKの福地茂雄新会長(73)が25日、就任会見を開き、職員によるインサイダー取引疑惑で揺らいだ視聴者からの信頼回復を最大の課題に挙げた。NHKの現状を「がけっぷち」と表現、「コンプライアンス(法令順守)の徹底をNHKの組織風土にする」と決意を語った。辞任した副会長の後任については、「内部の方がふさわしい」と話し、29日に経営委員会に諮る方針を示した。
インサイダー疑惑に関しては、04年から相次いだ不祥事で矢継ぎ早に整えた対策も「形を整えただけで解決されたと思ったのか。気持ちのゆるみが不祥事のベースになっている」と厳しく指摘。経営委が求めた第三者による調査委員会を早急に設置し徹底調査する意向を示した。 番組制作や組織運営をめぐる政治との距離については「政治からどんな圧力があるのか分からないが、不偏不党は常に判断の中心に置いていく」と語った。また、役員人事については、7人の理事全員から新たに進退伺が提出されたことを明らかにし、今回の不祥事などで辞任した3人の理事の補充を含め「これまでの定員になるのか、空席がでるのか、業務内容を改めて検討した上で判断したい」とした。 受信料については「安いに越したことはないが、今はどれだけとは言えない。義務化も公平負担などを考えると判断がつきかねる」と話すにとどまった。個別の課題については「白紙」「(検討は)まだこれから」といった発言が目立った。 また、NHK会長に決定する前から就任していた企業メセナ協議会理事長と東京芸術劇場館長の職は「非常勤、無報酬、非営利で会長業務には支障がない」として辞めないとも述べた。 ほかに、公共放送としての報道・番組・地域放送の充実と強化、地上デジタル放送の普及促進、国際放送の強化なども挙げた。特に「質の高い報道、番組はNHKの命」と明言した。 PR情報この記事の関連情報NHK株不正疑惑
|
ここから広告です 広告終わり どらく
鮮明フル画面
一覧企画特集
朝日新聞社から |