現在位置:asahi.com>ニュース特集>NHK株不正疑惑> 記事 NHK、勤務中の株は新たに1人 端末アクセス権者絞る2008年01月29日00時00分 NHKの記者ら3人によるインサイダー取引疑惑で、NHKは28日、全職員を対象とした株取引についての聞き取り調査の結果を発表した。新たに地方放送局で営業を担当する男性職員1人が勤務中の株取引を認めたが、インサイダー取引を認めた職員はいなかった。NHKは同時に、報道情報端末にアクセスできる人数を3分の2に絞り込むなどの情報管理の見直し策を打ち出した。 聞き取り調査には、全職員1万1098人のうち、証券取引等監視委員会の調査対象となっている3人や、休職、入院中などを除く1万1010人が回答(回答率99・2%)。1682人が株を保有し、この1年間に家族名義を含めて株取引をしたのは1018人だった。勤務中の株取引については、地方放送局の職員ら計3人が複数回にわたって売買していたことを認めた。就業規則の職務専念義務違反にあたるといい、NHKは今後3人を処分する方針。 福地茂雄会長は今後、外部の有識者らによる調査委員会を設け、さらに詳しく調べる意向を示している。 インサイダー疑惑を巡っては、記者ら3人が報道情報端末に登録された放送前のニュースをのぞき見して株取引したとされ、情報管理体制の甘さが指摘されていた。このため、システム補修や中継業務にかかわる技術担当を中心にアクセス資格を見直し、職員は約5400人から約3700人に、契約スタッフは約2700人から約1700人にアクセス権者を減らした。 また、端末へのアクセス記録を長期保存するようにしたほか、株価に影響するような内容を持つ原稿については、端末へのアクセス権があっても、デスクら以外は放送までは見ることができないようにしたという。
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