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プレート内地震、頻度低く調査や予測困難

2008年7月24日12時26分

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図今回の地震のメカニズムと主な地震の種類

 今回の岩手県沿岸北部の地震は、日本列島の下に東側から沈み込んでいくプレート(岩板)の内部で起きた。プレート内地震とよばれ、6月の岩手・宮城内陸地震のような活断層型やプレート境界型地震とはタイプが異なる。

 八木勇治・筑波大准教授の解析によると、深さ約100キロにある地震を起こした断層は、長さ約30キロ、幅約10キロで、最大のずれ幅は約1.5メートル。断層の大きさから算出したモーメントマグニチュード(Mw)は6.9で、阪神大震災や岩手・宮城内陸地震とほぼ同規模だった。

 プレート内の地震は、発生頻度が低く繰り返しの周期などの調査や予測が難しいという。地震についての政府の長期評価も活断層型とプレート境界型が対象で、プレート内地震は基本的に対象外。平田直・東京大地震研究所教授は「最も評価しにくいタイプの地震。起こることは分かっているけれど、次にどこで起こるかを予測することは難しい」と話す。

 目立った被害が少なかったことについて、古村孝志・東京大地震研究所教授は、プレートが瞬時に割れたため、周期0.1〜0.2秒のガタガタとした細かい揺れが多く、木造家屋に大きな被害を与える1〜2秒の地震波はほとんどなかったからとみている。

 大竹政和・地震予知連絡会会長は「ここ数年、東北地方では地震活動が活発化しているが、活動期とまではいえない。78年の宮城県沖地震の1年ほど前にプレート内地震が起きており、今回の地震が次の宮城県沖地震を早めるのかどうか、慎重に分析を進める必要がある」と話している。

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