現在位置:asahi.com>ニュース特集>ギョーザ薬物混入> 記事 メタミドホス、皮から3万ppm 千葉のギョーザ事件2008年05月15日21時12分 中国製ギョーザによる中毒事件で、千葉県警は15日、千葉市内の家族が冷凍庫に保管していた調理済みのギョーザ17個を鑑定し、最大3万1130ppmのメタミドホスを検出したとの鑑定結果を発表した。これまでの鑑定で最も高い濃度。県警は、対象となったすべてのギョーザの鑑定を終えた。 17個は、母娘2人が吐き気などを訴えた同市稲毛区の家族が調理後に冷凍庫で保管していた「CO・OP手作り餃子(ギョーザ)」。県警によると、最も濃度が高かったギョーザでは、皮に1グラム換算で31.13ミリグラム(3万1130ppm)、具材に1グラム換算で16.62ミリグラム(1万6620ppm)が含まれていた。 メタミドホスは加熱で減るため、検査結果以上の濃度が混入されていた可能性が高い。 食品安全委員会では、人が一度に摂取すると健康被害が及ぶレベル(急性毒性)を体重1キロあたり0.003ミリグラムとしている。体重15キロの子どもの場合は0.045ミリグラムとなる。最も濃度の高いギョーザの含有量は、これを上回っていると見られる。 東京聖栄大食品学科の真木俊夫准教授(毒物学)は含有量について「おそらく異常を感じてはき出すだろうが、すべて飲み込んだ場合に命の保障はできない」としている。 PR情報この記事の関連情報 |