毎週配信してきた福田首相の「内閣メールマガジン」が4日付で最終号を迎える。
首相は最終号で「政策を立案する際、『永遠の今』を想(おも)うことがありました。万人にあたたかい政策を途切れさせてはならない。万人のために常に新しい政策を提供しなければならない」と回想。必要な政策は「今だからこそ必要な即効性に富んだもの」「未来の日本と日本国民に寄与するもの」などとし、そうした政策がアンサンブルを奏でることが「必須の条件だ」と思いをつづった。
一方で、辞任の理由については「国民の皆さんのための政策をより力強く進めていくためには、新しい体制を整えるべきであると考えた」と語るだけだった。
メルマガは時々の首相の思いをタイトルに冠してきた。政権発足直後の昨年10月は「試練の連続」。今年6月には「あきらめないこと」。内閣改造を断行した8月初めは「困難を乗り越えるために」として、「きめ細かな政策を実施することにより、皆さんとともにこの困難を乗り越えていきたい」と強調した。それから1カ月、最終号のタイトルは「ありがとうございました。福田康夫です。」だった。